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R3 Cloud Journey

kintone hive 2019 名古屋リアルタイムレポート

2019-02-25

いよいよ、2019年の kintone hive が始まりました。今年のスタートは名古屋からです。会場は、Zepp Nagoya です。


かっこいい会場でここで話す人は気持ちいいでしょうね~。

今日は、できる限りのリアルタイムレポートです。

オープニングトーク

スタートは、サイボウズ名古屋の、吉原さんからオープンニングトーク

kintone hiveの歩き方

  • すごいアプリを作ることが最終のゴールではない
  • 発表を聞いて引き出しを増やそう
  • この場の体験を社内・社外を問わずシェアできる

株式会社ちらし屋ドットコム ​常務取締役​ 河田 菊夫​ 氏

  • ちらし屋ドットコムだけど印刷やではなく、IT会社
  • ホームページの制作&活用サポート
  • アプリ、業務システムの構築&活用サポート
  • 海外向けのEC
  • グローバルだけど超ローカルなWEB会社

以前はブラック企業だった

  • お客様のご要望で何度も修正があったりする
  • 残業、徹夜、休日作業を当たり前のようにやっていた
  • がんばった結果、いくら儲かったのか、のかがわからなかった
  • コスト意識がなかった
  • 頑張った分だけ儲かったのか?会社として「いい仕事」だったのか?
  • 見えにくいこの作業を見える化したい
  • 仕事柄自分たちでシステムを作ることもできた
  • でも、ゼロから作るような精神的、時間的余裕はなかった
  • そこでツールを探して kintone にたどり着いた

案件管理

  • 大小かかわらずすべての案件を kintone に登録
  • 内容、状況、納期、受注金額、請求予定日を管理
  • 誰が、どの業務を何時間対応したかを入力
  • 案件が終わったときに、合計作業時間から原価を計算
  • 案件ごとに、目標原価を設定し、その目標との管理を把握し、悪かった場合に「何が悪かった」かを話し合う材料にした
  • 見えるようにすると-26万円の案件などもあった、今までは「間に合った!」「次も頑張ろう」ってなっていた
  • 見えるようになったことで、「次はもっと効率よくやろう」など業務改善の意識が高まった

改善

  • オンライン会議が増えた
  • 実は赤字だった定期更新作業の値上げ交渉
  • など

苦労

  • kintoneに入力するという作業の継続・定着化が難しかった
  • また仕事が増えたと言われた
  • ドアに「kintoneに入れて」と貼った
  • 会議の30分をkintoneへの入力時間にした
  • 繰り返していくと、だんだん定着してきた


ミッドランド税理士法人 ​​小泉 直哉 氏

会計事務所

  • 自分たちの仕事の86%はコンピュータ化できる
  • 会計事務所の仕事は冷静で情熱的
  • 以前は別のビジネスをしていた、うまくいかなくてお酒に溺れたりもあった
  • 今思い出してもつらい思い出
  • でも、お酒を辞めれた
  • 筋トレはじめたらお酒やめられた
  • お酒飲んでた時間を余った、そこで勉強をはじめた
  • 会計事務所の知り合いにひっぱってもらい、今がある
  • 仕事の仲間に印鑑を偽造された、借金されたこともある、結構な経験をしていりう
  • 心配するなうまく行く
  • この経験や、心配しなくてもいいってことを、経営者の人に伝えたいと思った

30

  • これは自分でお世話できるお客さんの数
  • 日本には会社事務所が30000社あのでみんなでやればできるんじゃ?
  • 会計事務所には、税務以外にもたくさんの相談がある
  • 税務もコロコロ変わるので勉強するのも大変
  • 士業の現場に最適化されたテクノロジーの提供をしないといけない
  • LawyTechと呼んでいる
  • 業務設計
  • 資料回収
  • コミュニケーション
  • 仕訳入力
  • 品質保証
  • 顧客ごとに発生する定型的な業務を、担当のスキルとマッチングさせてタスクをスケジューリングしていく

資料回収

  • 資料回収では、RPAを中心にAIやSaaSと連携して集めている
  • お客さんのスキャナーでスキャンして、GooglerDriveへ
  • ロボットが、検知してOCRして、Chatworkで担当者に通知
  • ロボットがkintoneに登録(kintoneは、記録と記憶の脳みそとしてっ使う)
  • 仕分けは会計で自動仕分け
  • すべてではなく簡単なものは自動化していくのがLawyTech

コミュニケーション

  • Chatworkのやりとりをkintoneにも連携
  • これにより、担当者が休んでもkintoneみればわかる

哲学

  • 多様性、共存共栄
  • 多様性を受け入れる側は大変なのでテクノロジーを使う
  • 業務の再定義

連携

  • 次の時代に必要
  • 会計事務所はインプットとアウトプットはみんな同じ
  • 日本全国の士業で教諭させるべき

株式会社チヨダセキュリティーサービス 代表取締役 吉本 大介 氏


自己紹介

• リーマンショックで、当時社長であった父が、事業継続ではなく事業売却を言い出したので、「じゃあ、俺がやる」と引き取った

• 高圧ガス設備の建設工事をやっている

• 最近は水素ステーション、LNGステーションの建設工事もしている

課題

• 元々のシステム、DOS-Vベースの見積作成ソフトを約20年間使っていた

• サーバーの更新を5年毎に行わないといけない

• 9年前にも機能的にバージョンアップした

• 社内以外の閲覧不可能

• しかし、4年前に社内が変化してきた

• 福岡営業所を開設

• 社員数が増える

• 部署も増える

• 自分は現場から卒業・・・

kintone導入

• 愛知県中小企業同友会でkintotneを紹介された

• クラウド化を検討、ペーパーレス、作業の効率化を狙っていれた

導入にあたって

• 基本設計は自分と内川さん(ウィルビジョン)で行ったが詳細までできない

• 総務経理をやってちた真美さん(妻)に丸投げ(めちゃくちゃ怒られた

• そうしてやっと導入

やっていること

社内申請

• 完全ペーパーレス化

• すべてを案件をひもつけて記録するようにした

見積作成〜入金確認

• iPhoneからでも承認できるようにしている

• 現場工程管理

経営分析

• 積み上がった受注を、部門別に集計できるようにしてある

• 今までも経理でわかったが、もっと早く施工時点でわかるようになった

• これによって、稼働状況が早めにわかるようになった

• 全体の粗利だけでなく、検査項目別の粗利もわかるようになった

社員の声

• クラウド化に対する評価が高い!

• 出張先でも使える

• 外出先で見積作れる

• 工程が外でも見られる

• 社長の承認が早くなった

• マイナスポイントは、入力しにくいと言われる

• 今後のバージョンアップで改善できる!

• 「見積再発行」「元に戻す」など改善していっている

効果

• クラウド化によるプラスが大きい

• 社員の動きが承認をとうしてわかるようになった

• コスト削減効果が高い

• 九州との連携がスムーズに

将来

• M&Aした鉄工所との連携

• ワンマンな会社だったので、誰がどんな会社にどんな製品の一部を作っているかわからない

• その受注金額、粗利を誰も把握していない

  • kintone をすぐに入れてもつらいので、ホワイトボードで見えるようにするところからスタートしたい

ジヤトコ株式会社​​ 情報システム部 岩男 智明​​ ​氏


会社紹介

• 変速機の開発・製造・販売

• CVTグローバルシェア37%

kintoneの使い所

• ユーザー主体の小規模業務改善アプリ作成プットフォームとして会社で定義している

• 社内で使う機運は高まっている

• 現在ユーザー数215名

自己紹介

• 元々はAT制御ソフト設計をしていた

• 社内SNS企画、構築した

• その後、情報部門に

• FY18〜新技術企画担当に

本当の現場主体のアプリ開発とは?

• 必要なもの

• 良い開発基盤

• 良い運用体制

• 情熱

良い開発基盤とは?

• 現場でアプリ開発ができること

• 運用体制を支えてくれること

事例:調達部門

• 企業調査票入力

• 今まではエクセル

• メールでテンプレートのエクセルをサプライヤーに送る

• サプライヤーは700社

• 記入してもらってメールで返送してもらう

• 700社分受け付けてファイルサーバに保管

• これらをすべてkintoneに

• サプライヤーさんが入れる画面はFormBridgeを利用

• 大切なのは、これをすべて現場の担当者が作ったこと

• これにより、回答入手のためのリードタイムが短縮された

• 集約作業の工数が削減0.9人月

• アプリ開発の機運が高まった

• いいサイクルが回ってきたこのサイクルが回るのが良い開発基盤

良い運用体制とは?

• エクセルによるアプリ開発のトラブル事例

• エクセルマクロで作る

• 古くて仕事に合わなくなる、作った人が誰かもわからない

• kintoneでも同じことが起こる

問題

• アプリ本体の保守責任者の不在(運用ルール)

• 機能拡張分のh酒責任者の不在(JS禁止、プラグインのみ)

• アプリ運用ルールの不在(命名規則、棚卸基準、プラグイン採用基準)x

• プラグインは、全車共通で採用できるものであること

どう進める?

• 社内事情に精通するIS部門

• サービスに精通するパートナーベンダー

• 協業で運用ルール整備、体制構築

• サービスや他社事例はパートナーに教えてもらう

• 社内のことはIS部門で責任を持つ

セキュリティの確保

• kintoneで扱う情報のセキュリティレベルを定義する

• IP制限をかける

• 極秘情報を扱うアプリはアクセスログプラグイン

• ユーザーが混乱せず、安心して使い続けられる体制があることが重要

情熱

• 調達部門からkintone紹介される

• 効果実感、社内営業、仲間が増える、経営会議に提案承認、トライアル推進・社内営業拡大


kinitone hack

株式会社ウィルビジョン​ ITソリューション事業部 住田​ 知基​ 氏


• 社内コンビニをkintoneで

• プチ販売・在庫管理システム

• バーコードを読むだけで購入できる

• ピッてやるのもめんどくさい

• 何を飲むかを考えるのもめんどくさい

• 飲みたいものをkintoneに教えてもらう

• Alexaでやる

• Alexaに今日のおすすめを聞く

• Lambdaで処理しておすすめ商品を返す

• Alexaがおすすめを教える

• 「はい」と答えるとkintoneにレコードが書き込まれて購入できる

• 今のままだと誰が買ったかがわからない

  • 感情認識もやってみたい

株式会社GEクリエイティブ​ 取締役/営業部長​ 伊藤 和美​ 氏



• kintone x scratch x tello でノーコーディングでドローンを飛ばす

• 会場で飛ばすのは危険でできない

• telloをkintoneのライブラリはgithubで公開している

• バッテリーの情報は温度等もkintoneに記録される

• krewDashboardで状況を可視化できる

2019年4月1日 サイボウズ名古屋オフィス開設

今年はCybozuDays名古屋もありますよ!

gusukuシリーズプロダクトマネージャー ノーコード(No-Code)の有効性に着目し、kintoneとgusukuシリーズの普及のため全国を飛び回っています。

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