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Community

コミュニティがコミュニティであるために必要なこと

2020-07-15

最近、仕事が忙しくてコミュニティ活動がぜんぜんできていない金春です。(その分週末の外出がないので家庭は円満ですw)

さて、今日はコミュニティのお話です。コミュニティを維持するために必要なことって何でしょうか?そして、コミュニティの最大の敵ってなんでしょうか?そんなお話です。

弊社は「コミュニティにフルコミット」を宣言していて、社員のコミュニティへの参加・貢献を奨励しています。そのために、PowerBudgetという制度もあり、社員が遠方の勉強会に行く場合にかかる旅費等を会社で負担できるようになっています。

個人的には、「呼ばれればどこへでも行って話す 」というポリシーを持っており、ありがたいことに日本各地の勉強会に呼んでいただいて話しています。このポリシーは今でも継続中ですので、僕が話せることであればどこでも話しますのでお気軽にお声がけください。

コミュニティの定義

コミュニティという言葉の定義は広くて、人によって捉え方も違うのでここでは「特定のIT技術やプロダクトに関心を持つ人が、有志で集まって知見を共有する場」として定義します。

kintoneのコミュニティ

最近 kintone のコミュニティが盛り上がっています。その筆頭にはkintone Caféがあります。

kintone Café

​kintone Caféは、まだkintoneに触れたことの無い方から、 より高度なカスタマイズを行いたいと考えているプロフェッショナルの方まで幅広い層を対象に、 楽しく学び・教え合うことで、kintoneの魅力や活用法をみんなで共有するための 勉強会コミュニティ です。

それ以外にも、ツイッターで「#kintone」をつけたツイートがたくさん流れており、そこで知見の共有も行われています。

最近では、サイボウズさんが場を用意した「キンコミ」もテスト運用されています。

色々な場がありますが、恐らく kintone 界隈での共通認識としては

コミュニティというものは、ユーザー・メーカー・ベンダー別け隔てなく kintone を好きな人が知見を共有し合う場

だと思います。

コミュニティに最も必要なこと

コミュニティが維持されるために最も必要なことってなんでしょうか?僕はこれは「貢献」だと考えています。 コミュニティは、誰かのモノではありません、みんなのものです。その形があるようでないものを維持するには、参加する全員の貢献が必要です。

「なんか kintone Café って勉強会があるらしい。しかもタダらしいので行ってみよう。」

最初はこれでもちろんOKです。でも、ずっとこれではコミュニティは疲弊します。 勉強会の主催ってかなりエネルギーを使います。

これをずっと1人がやり続けるのはかなりしんどいです。

だからといって、いきなり主催しろとは言いません。でも、手伝うことは誰にでもできると思います。もし、あるコミュニティ勉強会に行って、ためになったと思ったら「次回開催の時になにか手伝いましょうか?」って主催者に言ってみてください。恐らく大歓迎されるはずです。

運営を手伝う以外にも色々貢献はできます。

  • 次の開催に知人を連れてくる
  • 勉強会の内容をツイートする
  • 勉強会の内容をブログ/SNSにまとめる
  • 登壇してみる
  • 開催情報をSNSで拡散する
  • 他の人の質問に回答する
  • などなど

あなたは、貢献したことありますか? したことないという方で、そのコミュニティが大事だと思う方はぜひ貢献してください。

フリーライド問題

コミュニティにはフリーライドという問題がついてまわります。最大の敵と言っても過言ではありません。

「フリーライドって何?」って思われる方がたくさんおられると思いますが、コミュニティの勉強会はタダで参加できて、ある技術やプロダクトに興味がある人が集まるわけです。

そう、企業からみえると絶好の宣伝の場なんです。

でも、勉強会の中身が宣伝ばかりだったらどう思いますか? 「なんだ、企業セミナーとおんなじだな」ってなりますよね?

コミュニティの勉強会では企業色を出さずに、ユーザー・メーカー・ベンダーの境なく知見のみを共有するのが望ましいと考えています。

例えば、弊社メンバーが kintone Café の勉強会を弊社オフィスで主催することもあります。そういう時でも主催は「アールスリーインスティテュート」ではなく「kintone Café 大阪運営メンバー」のように記載しています。

あくまでも弊社は kintone Café に場所を提供しているだけです。

僕自身も kintone Café でgusuku Customineの紹介してほしいと言われることがあるのですが、お断りしています。(内心はめちゃくちゃ紹介したいんですけどね)

kintone Café は弊社のものではありませんし、弊社が宣伝する場にするのはおかしいからです。

kintone Café という名前でないとしても、ユーザーが登壇するというだけで企業セミナーを「コミュニティ」と呼ぶのは、界隈のみなさんは強く違和感を抱くんじゃないかと思います。

まとめ

コミュニティは脆い存在だと思っています。企業のように法的根拠があるわけでもなく、本当に同じ興味をもった人が集まっているというだけです。

その脆い存在だからこそ、たくさんの人が貢献して、かつフリーライドをみんなで監視して許さないという空気を出さないとあっけなく壊れると思っています。

コミュニティへの貢献は、回り回って自分に結果として返ってきますので、みなさんもどんどん貢献して、世の中を少しだけよくしていきませんか?

kintone Cafe

gusukuシリーズプロダクトマネージャー ノーコード(No-Code)の有効性に着目し、kintoneとgusukuシリーズの普及のため全国を飛び回っています。

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