BLOG

R3 Cloud Journey

Life & Work

Web開発のためにBootstrap Studioを導入して楽になったこと、トラブったこと

2019-03-07

UX・UIデザイナーのくーらです。

gusukuシリーズのウェブサイトリニュアル、やっと先週ローンチしました!

gusuku Customineのトップページ https://customine.gusuku.io


gusuku Customineのトップページ https://customine.gusuku.io

ノーコードでらくらくkintoneカスタマイズ - gusuku Customine
_gusuku Customine(カスタマイン)は、プログラミングスキル要らず、ノーコードで、もっと直感的なユーザーインターフェースでkintone(キントーン)のカスタマイズができるサービスです。_customine.gusuku.io

今回は、初めてBootstrap Studioを利用して実装したので、いろいろ感想を共有したいと思います。

Bootstrap Studioとは、Bootstrapのウェブサイト/ウェブアプリをモックアプ感覚でデザインできるツールです。

Bootstrap Studio - The Revolutionary Web Design Tool
_A powerful web design tool for creating responsive websites using the Bootstrap framework._bootstrapstudio.io

今まで慣れてきたウェブデザインは、Photoshop(最近はAdobe XDへ移行している)でデザインとレイアウト指示書を作ってエンジニアさんに渡す進み方が基本で、自らhtmlとCSSを書くことはほとんどありません。

ただし、「デザイナー(コンテンツ&デザイン指示書)からエンジニア(Web実装)」まで、かなりのコミュニケーションロストになる。お互いの知識ベースが違うので、デザイン側が実装しやすいように考えるのも、実装側がガイド通りに実装されることもほぼ不可能である。

じゃあこのコミュニケーションロストを防ぐため、やっぱ見た目の部分だけでも実装出来たらと思って、分かりやすいウェブツールを探したら同僚からBootstrap Studio(以下BSSと略す)が勧められた。

早速、今回のWebリニュアルをきっかけに使ってみた。

以下、実際に会社のWebサイト開発中の画面です。

プレビュー、HTML、CSSなどが同時に見える操作画面。


プレビュー、HTML、CSSなどが同時に見える操作画面。

一通りBSSができること、できないことを知っておいてから、Adobe XDでワイヤーとデザインを作ってからコーディング(BSS)へ移行することにしたので、Adobe XDでやったほうが良いことを一通りブラッシュアップしました。

・サイトマップとワイヤフレーム:基本の基本。このサイトで何を見せるかを最初に決めないといけない。

・各ブレークポイントのレイアウト、各パーツ間の距離とかをAdobeXDでざっくり把握。

・デザインの色合い、グラフィックパーツ。Adobe XDで作ったものはそのままExportできるのでかなり楽です。

Adobe XDで実際に作る初期画面です(かなり雑)。すぐ共有出来るので、他の担当者と打診しつつテキストと画像の添削もしてもらう。


Adobe XDで実際に作る初期画面です(かなり雑)。すぐ共有出来るので、他の担当者と打診しつつテキストと画像の添削もしてもらう。

使って良かったこと

①安い。全部買いきって60ドル。

②デザイン用のテンプレコンポーネンツが豊富

自分のデザインに近づくためにCSSを書き直す必要があるが、ゼロから作るよりもだいぶ楽になりました。

使い方はドラッグアンドドロップだけ。

③HTMLの見方がさらに分かりやすくなった。CSSが書きやすくなった。爆速。

②でドラッグアンドドロップしたUIコンポーネンツはこのままHTMLになる。ただしHTMLを直接編集出来ないので、あくまでデザイナー向けのツールだと実感した。

これで実質ノーコードプログラミングじゃない?


これで実質ノーコードプログラミングじゃない?

トラブったこと

①Gitでのバージョン管理が難しい…(悩)

.bsのファイルは、Gitで共有してもコードの修正履歴は残らないので、複数人で編集する場合は危ない。

②アセットフォルダー名が固定[assets]で変えない

以前他のツールを使って作ったサイトをそのままコピーして引き継ごうと思ったら、アセットフォルダー名がダブった…(泣)

エンジニアさんにExportのコードを書いてもらったら直った。ツール移行の場合は気をつけて…

③AWS S3に対応してない

AWS S3へ直アップロードが出来ないので結局エンジニアにExportファイルを渡してうpしてもらうことになってしまった。

多分ちょっと待ったらアプデされると思います…

④IE11での表示が???!!(驚)

????!!!!IE11?????!!!!!


????!!!!IE11?????!!!!!

IEを使ってるところ、まだまだ多いからね…

⑤HTMLへの直接の編集が出来ない。

例えばボタンをaタグにしたい場合は右上のパラメータパネルで変える必要がある。バリバリHTMLが書けるエンジニアさんには少しイラッとするかもしれない。
(やっぱデザイナー向けツールですね!)

初めてBootstrap Studioを使ってみてまだまだ慣れないところが多いですが、継続的に公私とも使ってみたいと思ってます★

最後は宣伝になりますが、弊社好評開発中のgusukuシリーズのホームページはこちらです!

gusuku Customine(カスタマイン) - kintone のカスタマイズをプログラミング無しで簡単に

gusuku Customine(カスタマイン)は、プログラミングスキル要らず、ノーコードで、もっと直感的なユーザーインターフェースでkintone(キントーン)のカスタマイズができるサービスです。

gusuku Deploit(デプロイット)-kintoneアプリ開発をもっと便利に

「gusuku Deploit」は、kintoneアプリを作成する際にテスト環境から本番環境へすばやく、カンタンに移行することができるアプリ開発ソリューションです。 例えばkintoneのアプリをテスト環境で作り、動作テストを経て本番環境へ移行する際に、普通は手動でエクスポートやインポートを行う必要があります。しかしこの「gusuku ...

Design
Marketing
Web

UX Designer / Hackathon idol / Amateur manga&Doujin Otaku/

自社のシステム開発・移行などをご依頼したい方
お客様とともに
作りながら考える
新しいシステム開発
詳しく見る
kintone導入・アプリ開発・カスタマイズにお困りの方
ノーコードでらくらく
kintoneカスタマイズ
詳しく見る
kintoneアプリの
バージョン管理・バックアップ
詳しく見る
kintoneアプリの開発・運用を
強力サポート

詳しく見る
更新情報をメールでお届けします!

kintoneアプリのカスタマイズに役立つ情報や、イベントの情報をメールでお届けいたします。
ご登録をお待ちしております!

R3のご提供サービス
自社のシステム開発・移行などを
ご依頼したい方
お客様とともに作りながら考える
新しいシステム開発
詳しく見る
kintone導入・アプリ開発・
カスタマイズにお困りの方
kintoneをもっと使いやすくする
gusukuシリーズ
詳しく見る
更新情報をメールでお届けします!
kintoneアプリのカスタマイズに役立つ情報や、イベントの情報をメールでお届けいたします。
ご登録をお待ちしております!